Security and convenience of a central bank digital currency
カナダ銀行によるCBDCに対するセキュリティ対策のペーパ
セキュリティリスクは以下を想定
CBDCによって電子上で匿名アドレスに保管されることによるリスク
エンドユーザーは預金(balance)の紛失リスクがある。それに対して、ユーザー自身でセキュリティ管理する経済的ロス
supplierとprovider間の技術選定によるジレンマ。第三の目(externalities)が必要
上記にたいして、中央銀行は以下をできると説いている
預貯金や取引額に上限を設定
責任ルールの変更
supplierによる技術制限をガイドする
カナダの場合、トークンベースでCBDCをする。CBDCを安全に効率的に利用する場合、次が重要になる
鍵紛失時のリスク: アグリゲーションのレベルを、アドレス・E-Wallet・アカウントレベルで変える
https://gyazo.com/abf4dc34292f07f96f091f6a3f5ad8be
セキュリティリスク
鍵紛失、e-walletの脆弱性、アカウントプロバイダーの脆弱性、アカウントプロバイダーのインサイダーなど
外部依存: 1) アカウントプロバイダーに対するハッカー 2)損失補てんと、損失発生時にユーザーのアカウント制限を行政側がする可能性がある 3)攻撃社への対応でセキュリティ標準を下げたとしてもコストをアカウントプロバイダーがもたない(予測)
銀行と同じレベルの規制とルールを適用した場合、ユーザーへの負担がでかくなる。そして、ルールの適用はシンプルでないと予想される